女性はイケメンで高身長な男性を好む傾向があるとされています。
魅力的な顔(イケメン)とは、左右対称性、目や鼻などの位置や大きさの均整、肌の質感が重要とされています。これらの特徴は、感染症に強く、健康的であることを示すシグナルとなります(Foo YZ, 2017)。
高身長であることも健康度の高さを示すとともに、戦闘能力や社会的地位の高さとも関連しています。身長が高いことはこれらのシグナルとなっています(Stulp G, 2016)。
このような理由から、女性はイケメンで高身長な男性を好むとされています。そして、もうひとつの重要なシグナルが「筋肉量」です。
男性の筋肉量と女性が感じる魅力度は「逆U字型」の関係にあり、ある程度、筋肉量が多いほど魅力度が高くなることが報告されています(Frederick DA, 2007)。
Fig.1:Frederick DA, 2007より筆者作成
女性が魅力的と感じる体型のポイントは「WCR(ウエストと胸囲の比率)が0.7のボディ」とされています。この比率が0.7であるV字型の体型が最も女性にとって魅力的とされています(Garza R, 2021)。
『科学が明らかにした「モテるボディの絶対条件」を知っておこう!』
Fig.2:Garza R, 2021より引用
これらの知見から、筋トレをすると魅力が高まる(モテる)可能性が示唆されているのです。
そして、近年では、筋肉量や体型だけでなく、「女性が好む筋肉の部位」についての研究が進められてきました。
今回は、この研究報告をもとに、女性が好む筋肉ランキングについて考察していきましょう。魅力度が高い筋肉を知って、モテるボディになるためのトレーニングメニューの参考にしていきましょう。
Table of contents
◆ 女性が好む筋肉ランキング!
全身の筋肉は600個以上ありますが、女性は男性のどの筋肉を最も魅力的だと感じるのでしょうか?
この野心的な研究を行ったのはテキサス大学オースティン校のDurkeeらです。2019年に、彼らは503名の女性(平均年齢25歳)を対象に、14の筋肉部位の画像を見せ、それぞれの魅力度と男性としての魅力への影響度を調査しました。
調査対象となった筋肉部位は、僧帽筋、広背筋、腹直筋、腹斜筋、肩の筋、三角筋、大胸筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋、前腕筋、大殿筋、大腿四頭筋、前脛骨筋、下腿三頭筋です。
Fig.3:Durkee PK, 2019より筆者作成
魅力度の調査は、筋肉の画像をみながら「この筋肉はどのくらい魅力的ですか?」という質問に7段階のスケール(7:もっとも魅力的である、1:まったく魅力的でない)で答えてもらいました。
魅力への影響度の調査は、「この筋肉は男性の魅力に影響しますか?」という質問に「はい」または「いいえ」で答えてもらいました。
では、「この筋肉はどのくらい魅力的ですか?」という筋肉の魅力度ランキングの結果から見ていきましょう。
Fig.4:Durkee PK, 2019より筆者作成
1位にランクインしたのは腹斜筋で、3位に腹直筋が入りました。シックスパックと呼ばれる腹直筋が上位に来るのは予想されましたが、腹斜筋が1位になるのは意外でした。
トップ10にはこれらの腹部筋の他に、上腕二頭筋、上腕三頭筋、三角筋を含む肩の筋もランクインしており、上半身の筋肉量が女性にとって魅力的であることが示されました。
また、見逃せないのが2位の大殿筋です。これまでの研究では女性は上半身を評価すると考えられていましたが、お尻の筋肉である大殿筋も高く評価されていることがわかります。意外にも、僧帽筋や広背筋といった背中の筋肉は下位のランクとなりました。
つぎに、「この筋肉は男性の魅力に影響しますか?」という魅力への影響度についての質問に「はい」と答えた割合のランキングをみてみましょう
Fig.5:Durkee PK, 2019より筆者作成
女性の8割以上が魅力に影響があると答えたのが大殿筋であり、ついで上腕二頭筋、腹直筋、大胸筋、肩の筋と上半身の筋肉が上位を占めました。
魅力度ランキングでは1位だった腹斜筋は6位に入りましたが、女性の7割近くが魅力に影響すると答えていることからも、やはり影響度も高いようです。また、僧帽筋や広背筋は魅力度と同じように影響度も低いことがわかりました。
◆ なぜ、筋肉の部位によって魅力度が異なるのか?
魅力度、影響度のランキングはともに、上位には上半身の筋肉が多く占めていました。この結果についてDurkeeらは、これまでの報告を支持するものだと述べ、肩や上腕の筋肉の魅力度が高いことは狩猟能力が高いというシグナルになると推察しています。
特徴的だったのが腹直筋や腹斜筋といった腹部の筋肉がランキングの上位にあることです。
なぜ、腹部の筋肉の魅力度や影響度が高いのかという問いに、Durkeeらは「健康度が高いこと」を示しているといいます。
肥満には皮下脂肪型と内臓脂肪型に分けられます。内臓脂肪型肥満は、高血圧、高血糖、脂質異常といったメタボリックシンドロームの要因になります。皮下脂肪型肥満がお尻や太ももに脂肪が付きやすいのに対して、内臓脂肪型肥満は腹部に脂肪が付きます。そのため腹囲の計測がメタボリックシンドロームの診断基準となります。
腹直筋や腹斜筋がしっかりと隆起していることは、腹部によけいな脂肪が付いていないことを意味します。そのため、活動的で健康度が高いというシグナルになるのです。
また上半身のみでなく、大殿筋も魅力度、影響度の高い筋肉とされました。
大殿筋は歩くことや走ること、とくに全力疾走時にもっとも活動する筋肉であり、登山のときにも筋活動が高くなります(Bartlett JL, 2014)。そのため、大殿筋が肥大している臀部は、高い身体活動度を示すシグナルとなると推察されています。
このように、女性が好む男性の筋肉の部位には、それぞれ高い狩猟能力や健康度のシグナルになることを示しており、そこには進化論的な合理性があるのです。
しかしながら、Durkeeらの研究はスペイン人を対象にしているため、日本人にそのまま当てはまるかどうかは今後の研究が待たれます。
女性はイケメンで高身長で、筋肉質な体型の男性を好む傾向があるとされています。
女性が子供を育てて、子孫を繁栄させるためには、健康的で家庭を守る強い男性が必要になります。進化心理学では、女性は長い進化の過程で、健康度や社会的地位の高さをイケメンな顔や高い身長、そして筋肉質な体型から無意識に判断して、魅力的に感じるようにプログラミングされているとしています。
筋トレをして筋肉量を増やせばモテる可能性は高まります(やみくもに筋肉を増やせば良いというわけではありません)。
筋肉量を増やすとともに、脂肪量をしっかりと減らして、ウエストと胸囲の比率であるWCRが0.7の体型(V字体型)がもっとも魅力的なボディとされています。
『科学が明らかにした「モテるボディの絶対条件」を知っておこう!』
そして、女性が魅力的と感じやすい「腹部の筋肉(腹直筋、腹斜筋)、肩と腕の筋肉(三角筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋)、胸の筋肉(大胸筋)、お尻の筋肉(大殿筋)」といった部位をしっかりとトレーニングするようにしてください。
これらの知見をもとにトレーニングをデザインすることがモテるボディのレシピになります。しっかり鍛えていきましょう。
◆ 筋トレの科学シリーズ
シリーズ①:筋肉を増やすための栄養摂取のメカニズムを理解しよう
シリーズ②:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取量を知っておこう
シリーズ③:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取タイミングを知っておこう
シリーズ④:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取パターンを知っておこう
シリーズ⑤:筋トレの効果を最大にする就寝前のプロテイン摂取を知っておこう
シリーズ⑥:筋トレの効果を最大にする就寝前のプロテイン摂取の方法論
シリーズ⑦:筋トレの効果を最大にする運動強度(負荷)について知っておこう
シリーズ⑧:筋トレの効果を最大にする運動強度(負荷)の実践論
シリーズ⑨:筋トレの効果を最大にするセット数について知っておこう
シリーズ⑩:筋トレの効果を最大にするセット間の休憩時間について知っておこう
シリーズ⑪:筋トレの効果を最大にするトレーニングの頻度について知っておこう
シリーズ⑫:筋トレの効果を最大にするタンパク質の品質について知っておこう
シリーズ⑬:筋トレの効果を最大にするロイシンについて知っておこう
シリーズ⑭:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取方法まとめ
シリーズ⑮:筋トレの効果を最大にするベータアラニンについて知っておこう
シリーズ⑯:いつまでも若々しい筋肉を維持するためには筋トレだけじゃ不十分?
シリーズ⑰:筋トレの効果を最大にするセット数について知っておこう(2017年7月版)
シリーズ⑱:筋トレとアルコール摂取の残酷な真実
シリーズ⑲:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取量を知っておこう(2017年7月版)
シリーズ⑳:長生きの秘訣は筋トレにある
シリーズ㉑:筋トレの最適な負荷量を知っておこう(2017年8月版)
シリーズ㉒:筋トレが不安を解消するエビデンス
シリーズ㉓:筋肉量を維持しながらダイエットする方法論
シリーズ㉔:プロテインの摂取はトレーニング前と後のどちらが効果的?
シリーズ㉕:筋トレの前にストレッチングをしてはいけない理由
シリーズ㉖:筋トレの効果を最大にするウォームアップの方法を知っておこう
シリーズ㉗:筋トレの効果を最大にするセット間の休憩時間を知っておこう(2017年9月版)
シリーズ㉘:BCAAが筋肉痛を回復させるエビデンス
シリーズ㉙:筋トレの効果を最大にするタマゴの正しい食べ方
シリーズ㉚:筋トレが睡眠の質を高める〜世界初のエビデンスが明らかに
シリーズ㉛:筋肉の大きさから筋トレをデザインしよう
シリーズ㉜:HMBが筋トレの効果を高める理由~国際スポーツ栄養学会のガイドラインから最新のエビデンスまで
シリーズ㉝:筋トレの効果を高める最新の3つの考え方〜Schoenfeld氏のインタビューより
シリーズ㉞:筋トレによって脳が変わる〜最新のメカニズムが明らかに
シリーズ㉟:ホエイプロテインは食欲を抑える〜最新のエビデンスを知っておこう
シリーズ㊱:筋トレが病気による死亡率を減少させる幸福な真実
シリーズ㊲:プロテインは腎臓にダメージを与える?〜現代の科学が示すひとつの答え
シリーズ㊳:筋トレとアルコールの残酷な真実(続編)
シリーズ㊴:筋トレの効果を最大にする「関節を動かす範囲」について知っておこう
シリーズ㊵:筋トレが続かない理由〜ハーバード大学が明らかにした答えとは?
シリーズ㊶:筋トレと遺伝の本当の真実〜筋トレの効果は遺伝で決まる?
シリーズ㊷:エビデンスにもとづく筋肥大を最大化するための筋トレ・ガイドライン
シリーズ㊸:筋トレしてすぐの筋肥大は浮腫(むくみ)であるという残念な真実
シリーズ㊹:時間がないときにやるべき筋トレメニューとは〜その科学的根拠があきらかに
シリーズ㊺:筋トレの効果を最大にする新しいトレーニングプログラムの考え方を知っておこう
シリーズ㊻:筋トレは心臓も強くする〜最新のエビデンスが明らかに
シリーズ㊼:プロテインは骨をもろくする?〜最新の研究結果を知っておこう
シリーズ㊽:コーヒーが筋トレのパフォーマンスを高める〜その科学的根拠を知っておこう
シリーズ㊾:睡眠不足は筋トレの効果を低下させる~その科学的根拠を知っておこう
シリーズ㊿:イメージトレーニングが筋トレの効果を高める〜その科学的根拠を知っておこう
シリーズ51:筋トレ後のアルコール摂取が筋力の回復を妨げる?〜最新の研究結果を知っておこう
シリーズ52:筋トレ後のタンパク質の摂取は「24時間」を意識するべき理由
シリーズ53:筋トレが高血圧を改善させる〜その科学的根拠を知っていこう
シリーズ54:ケガなどで筋トレできないときほどタンパク質を摂取するべきか?
シリーズ55:筋トレは脳卒中の発症リスクを高めるのか?〜筋トレによるリスクを知っておこう
シリーズ56:筋トレを続ける技術〜意志力をマネジメントしよう
シリーズ57:筋トレ後にプロテインを飲んですぐに仰向けに寝てはいけない理由
シリーズ58:筋トレは朝やるべきか、夕方やるべきか問題
シリーズ59:筋トレの効果を最大にする食品やプロテインの選ぶポイントを知っておこう
シリーズ60:ベンチプレスをするなら大胸筋損傷について知っておこう
シリーズ61:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取パターンを知っておこう(2018年4月版)
シリーズ62:筋トレ後のタンパク質摂取に炭水化物(糖質)は必要ない?
シリーズ63:ホエイ・プロテインと筋トレ、ダイエット、健康についての最新のエビデンスまとめ
シリーズ64:筋トレの効果を最大にする「牛乳」の選び方を知っておこう
シリーズ65:そもそもプロテインの摂取は筋トレの効果を高めるのか?
シリーズ66:筋力を簡単にアップさせる方法~筋力と神経の関係を知っておこう
シリーズ67:筋力増強と筋肥大の効果を最大にするトレーニング強度の最新エビデンス
シリーズ68:筋トレは疲労困憊まで追い込むべきか?〜最新のエビデンスを知っていこう
シリーズ69:筋トレで疲労困憊まで追い込んではいけない理由(筋力増強編)
シリーズ70:筋トレで筋肥大の効果を最大にする「運動のスピード」を知っておこう
シリーズ71:筋トレで筋力増強の効果を最大にする「運動のスピード」を知っておこう
シリーズ72:ネガティブトレーニングは筋肥大に効果的なのか?〜最新エビデンスを知っておこう
シリーズ73:筋トレを続ける技術〜お金をもらえれば筋トレは継続できる?
シリーズ74:プロテインは腎臓にダメージを与える?〜ハーバード大学の見解と最新エビデンス
シリーズ75:筋トレによる筋肥大の効果は強度、回数、セット数を合わせた総負荷量によって決まる
シリーズ76:筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取方法まとめ(2018年8月版)
シリーズ77:筋トレとHMBの最新エビデンス(2018年8月版)
シリーズ78:筋トレによる筋肉痛にもっとも効果的なアフターケアの最新エビデンス
シリーズ79:筋肥大のメカニズムから筋トレをデザインしよう
シリーズ80:筋トレの効果を最大にする週の頻度(週に何回?)の最新エビデンス
シリーズ81:筋トレ後のクールダウンに効果なし?〜最新のレビュー結果を知っておこう
シリーズ82:筋トレの総負荷量と疲労の関係からトレーニングをデザインしよう
シリーズ83:筋トレのパフォーマンスを最大にするクレアチンの最新エビデンス
シリーズ84:筋トレのあとは風邪をひきやすくなる?〜最新エビデンスと対処法
シリーズ85:筋トレのパフォーマンスを最大にするカフェインの最新エビデンス
シリーズ86:筋トレとグルタミンの最新エビデンス
シリーズ87:筋トレとアルギニンの最新エビデンス
シリーズ88:筋トレとシトルリンの最新エビデンス
シリーズ89:筋トレするなら知っておきたいサプリメントの最新エビデンスまとめ
シリーズ90:筋トレをするとモテる本当の理由
シリーズ91:高タンパク質は腎臓にダメージを与えない〜最新エビデンスが明らかに
シリーズ92:筋トレするなら知っておきたい食事のキホン〜ハーバード流の食事プレート
シリーズ93:筋トレを続ける技術〜マシュマロ・テストを攻略しよう
シリーズ94:スクワットのフォームの基本を知っておこう【スクワットの科学】
シリーズ95:スクワットのフォームによって筋肉の活動が異なる理由【スクワットの科学】
シリーズ96:スクワットの効果を最大にするスタンス幅と足部の向きを知っておこう【スクワットの科学】
シリーズ97:ベンチプレスのフォームの基本を知っておこう【ベンチプレスの科学】
シリーズ98:ヒトはベンチプレスをするために進化してきた【ベンチプレスの科学】
シリーズ99:デッドリフトのフォームの基本を知っておこう【デッドリフトの科学】
シリーズ100:デッドリフトのリフティングの基本を知っておこう【デッドリフトの科学】
シリーズ101:筋トレを続ける技術~脳をハックしよう!
シリーズ102:腕立て伏せの回数と握力から心臓病のリスクを知ろう!
シリーズ103:筋トレは朝やるべきか、夕方やるべきか?〜最新エビデンスを知っておこう
シリーズ104:筋トレによる筋肥大の効果は「週のトレーニング量」で決まる!【最新エビデンス】
シリーズ105:筋トレをすると「頭が良くなる」という最新エビデンス
シリーズ106:シトルリンは筋トレのパフォーマンスを高める【最新エビデンス】
シリーズ107:筋トレの休憩時間にやるべきこと、やってはいけないこと【最新エビデンス】
シリーズ108:筋トレ前の炭水化物(糖質)の摂取は必要ない?【最新レビュー】
シリーズ109:筋トレは週に〇〇セット以上行うと効果が減る?【最新レビュー】
シリーズ110:イケメンでない僕たちが筋トレをすべき理由
シリーズ111:筋トレは病気による死亡率を減らしてくれる【世界初のエビデンス】
シリーズ112:コラーゲンの摂取が筋トレの効果を高める【最新トピックス】
シリーズ113:スクワットで「膝をつま先より前に出してはいけない」という間違い【スクワットの科学】
シリーズ114:筋トレ後の水風呂が筋肥大の効果を減少させる?【最新トピックス】
シリーズ115:【牛乳vs牛肉】筋トレの効果を最大にする食品について知っておこう!
シリーズ116:太ると筋トレの効果が減ってしまう!?【最新トピックス】
シリーズ117:女性は男性よりも筋トレの効果が高いという最新エビデンス
シリーズ118:筋トレで筋力をアップさせるための最小のトレーニング量を知っておこう!【最新エビデンス】
シリーズ119:筋トレとHMBの最新エビデンス【2020年版】
シリーズ120:科学的に正しい自己啓発法を知っておこう!【筋トレ編】
シリーズ121:ダイエットすると筋肉量や筋力が減ってしまう科学的根拠を知っておこう!
シリーズ122:筋肉を減らさない科学的に正しいダイエット方法を知っておこう!【食事編】
シリーズ123:筋肉を減らさずにダイエットするならタンパク質の摂取量を増やそう!
シリーズ124:ダイエット後のリバウンドを防ぐ「筋トレの方法論」を知っておこう!
シリーズ125:筋トレによる筋肥大の効果を最大化する「重量(強度)」の最新エビデンス【2021年版】
シリーズ126:タンパク質の摂取タイミングは「筋トレの前と後」のどちらが効果的か?
シリーズ127:睡眠前のタンパク質の摂取が筋トレによる筋肥大を最大化させる【最新エビデンス】
シリーズ128:筋トレによる筋肥大と除脂肪の効果を最大にする「プロテインの摂取パターン」を知っておこう!
シリーズ129:「脂肪を減らし、筋肉を増やすこと」がもっとも病気による死亡率を減少させる
シリーズ130:科学が明らかにした「モテるボディの絶対条件」を知っておこう!
シリーズ131:筋トレには「腹部を引き締める」除脂肪の効果がある!?
シリーズ132:筋トレによる筋肥大の効果を減らさずに除脂肪するためのエネルギー摂取量の考え方
シリーズ133:筋トレしながら筋肉量を維持して脂肪量を減らす「減量のペース」を知っておこう!
シリーズ134:筋トレで減量するなら注意したい「利用可能エネルギー量の不足」について知っておこう!
シリーズ135:筋トレやダイエットをするなら自分の「エネルギー必要量」を知っておこう!
シリーズ136:筋トレによる筋肥大の効果を最大化する「最適なエネルギー摂取量」を知っておこう!
シリーズ137:筋トレで減量が辛いときには「ダイエットブレイク」を取り入れてみよう!
シリーズ138:筋トレ前の炭水化物(糖質)の摂取は必要ない?【2022年版】
シリーズ139:筋トレするなら知っておきたいオメガ3の効果と摂取タイミング
シリーズ140:筋トレ後にタンパク質+炭水化物(糖質)を摂取しても筋肥大の効果はアップしない
シリーズ141:ほうれん草(緑葉野菜)を食べると筋トレのパフォーマンスがアップする最新エビデンス
シリーズ142:筋トレのあとに吐き気などの消化管症状が生じるメカニズムと対処法を知っておこう!
シリーズ143:筋トレの効果を最大化する「トレーニングの順番」を知っておこう!
シリーズ144:筋トレで筋肥大の効果を最大化するには疲労困憊まで追い込むべきか?
シリーズ145:筋トレによる筋力増強の効果を最大化する「タンパク質の摂取量」を知っておこう!
シリーズ146:筋トレするなら「フルレンジ」が効果的という最新エビデンス
シリーズ147:筋力を増強させる最低限のトレーニング量を知っておこう!
シリーズ148:習慣的な静的ストレッチングで筋力増強と筋肥大の効果が得られる!?【最新エビデンス】
シリーズ149:筋トレ後の静的ストレッチングによる筋肉の回復効果は「ただの安静」と同じ!?【最新エビデンス】
シリーズ150:筋トレ前の静的ストレッチングの功罪:科学的に正しい方法とは?【最新エビデンス】
シリーズ151:フルボディ vs スプリットボディ:最強の筋トレルーティーンはどれ?【最新エビデンス】
シリーズ152:筋トレを朝にするべきか、夕方にするべきか?【最新エビデンス】
シリーズ153:筋トレの効果を最大化させる「セットの構成」の選び方【最新エビデンス】
シリーズ154:筋トレ時間が半分に!? ドロップセットで筋肥大の効果を効率的に高めよう【最新エビデンス】
シリーズ155:筋トレに必要なタンパク質と「腎臓結石のリスク」について知っておこう!
シリーズ156:筋トレで筋力を強くしたいなら「2秒」の運動スピードを意識しよう!【最新エビデンス】
シリーズ157:筋力を増強させる科学的に正しい「最低限のトレーニング量」を知っておこう!
シリーズ158:筋トレで筋力を増強させるなら疲労困憊まで追い込むな!【最新エビデンス】
シリーズ159:筋トレ前か後か? タンパク質の最適な摂取タイミングを知っておこう!【最新エビデンス】
シリーズ160:強度?セット数?週の頻度?筋トレによる筋肥大、筋力増強に重要なトレーニング要素【最新エビデンス】
シリーズ161:筋トレでぐっすり眠ろう!他の運動よりも睡眠の質が高まる最新エビデンス
シリーズ162:筋トレによる筋肥大の効果は、バーベルの重さではなく「総負荷量」によって決まる!【最新エビデンス】
シリーズ163:女性が好む筋肉ランキングを知っておこう!
◆ 参考文献
Foo YZ, et al. Predictors of facial attractiveness and health in humans. Sci Rep. 2017 Feb 3:7:39731.
Stulp G, et al. Evolutionary perspectives on human height variation. Biol Rev Camb Philos Soc. 2016 Feb;91(1):206-34.
Durkee PK, et al. Men's Bodily Attractiveness: Muscles as Fitness Indicators. Evol Psychol. 2019 Apr-Jun;17(2):1474704919852918.
Bartlett JL, et al. Activity and functions of the human gluteal muscles in walking, running, sprinting, and climbing. Am J Phys Anthropol. 2014 Jan;153(1):124-31.