リハビリmemo

理学療法士・トレーナーによる筋トレやダイエットについての最新の研究報告を紹介するブログ

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

転倒予防のリスクマネージメント② 効率的に転倒リスクをスクリーニングしよう!

前回は、JAMAに掲載されたTinnetiらの報告をもとに転倒のリスク因子とその影響度について考察しました。その結果、転倒歴を筆頭にバランス能力、筋力低下、視力低下、薬剤の使用などの因子が転倒への高い影響度をもつことがわかりました。 『転倒のリスク因…

転倒予防のリスクマネージメント① 転倒のリスク因子を知ろう!

リスクマネージメントの基本は、危険なことが起こらないように、その潜在的なリスクが顕在化する要因を洗い出し、影響度の大きさにしたがって優先順位をつけ、リスク防止策を実行することです。 雨の降る確率が70%であれば、家をでるときに傘を持っていきま…

健康寿命から考える転倒予防

私達が二足歩行を獲得して約400万年。地形や生活の場といった外的環境および身体という内的環境の変化に適応して現在の二足歩行がデザインされてきました。しかし、この50年というわずかな期間で私達をとりまく内的環境は急激に変化しています。それは生命寿…

ストレッチのウソ?ホント? ~まとめ~

ストレッチの科学シリーズも11回を終え、今回で一旦終了することにしました。残念ながら、人の身体は加齢に伴い柔軟性を失っていきます。ストレッチを効果的に行い、加齢に負けない体づくりをしていきたいですよね。そこで、ストレッチに関する正しい情報を…

残念ながら、ストレッチにダイエットの効果はありません

「ストレッチはダイエットに有効である!」というのは本当でしょうか? 僕が調べた範囲では、静的ストレッチとダイエットの関係について研究した報告は見当たりませんでした。なので、いくつかの知見をもとに、ストレッチがダイエットに寄与する可能性につい…

ストレッチのメカニズム その2

前回は、ストレッチのメカニズムを筋の粘弾性の側面から考察しました。粘弾性の特性を考慮すると、効果的にストレッチするにはじっくり伸ばさなくてはいけないこと、粘弾性の低下がストレッチによるパフォーマンスの低下の要因になりうること、ストレッチの…