2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧
アメリカのフィットネスメディアであるBarBendは、今年の10月、ひとりのフィットネス研究者のインタビューを掲載しました。 ニューヨーク州立大学のBrad Schoenfeld(ブラッド・シェーンフェルド)氏は、トレーニングに関する100以上の論文を発表し、多くの…
「HMBがブタのタンパク質の分解を抑えるならば、ヒトでも同じ効果を期待できるのでは?」 1996年、アイオワ州立大学のNissenらは、HMBによる動物実験の結果をもとに、世界で初めてヒトに対する臨床実験を行い、HMBが筋タンパク質の分解を抑え、トレーニング…
1990年後半、筋肉のもととなる筋タンパク質の合成作用を測定する技術が確立されると、2000年以降からスポーツ医学、スポーツ栄養学による新たな研究成果が数多く報告されてるようになりました。 その中で、レジスタンストレーニング(筋トレ)による筋肥大の…
2017年7月のTime誌にある精神科医の話が掲載されていました。 精神科医のオークランダー氏は、多忙な仕事と不規則な生活から肉体と精神の不調を感じていました。そこで、かねてから自分が患者に「運動の重要性」を説いていたように、自分もトレーナーをつけ…
世界有数のリサーチ会社であるMarkets and Marketsは、2017年3月、プロテイン・サプリメントの市場が今後、年6%の成長をつづけ、2022年には6兆円規模の巨大市場になるという予想を発表しました。 日本を含む先進国では「健康」が大ブームであり、スポーツ人…
今、スポーツ栄養学の界隈では、BCAAと筋肉痛がトピックスになっています。 2017年9月、BCAAと筋肉痛について、テヘラン医科大学のRahimiらはメタアナリシスを報告し、同じ月にマルセイユ大学のFouréらはシステマティックレビューを報告したのです。 ✻メタア…
あなたの最適なセット間の休憩時間はどのくらいでしょうか? この問のこたえとなるシステマティックレビューが2017年9月、雑誌Sports Medicineに掲載されました。 *システマティックレビュー:質の高い研究データのみを集めて分析する、エビデンスレベルが…