2021-01-01から1年間の記事一覧
魅力的で健康的な身体を手に入れるためには、筋肉を大きくする「筋肥大」とともに、脂肪を減らす「除脂肪」の効果を高めることが重要です。 『科学が明らかにした「モテるボディの絶対条件」を知っておこう!』 『「脂肪を減らし、筋肉を増やすこと」がもっ…
筋肉量を増やして、脂肪量を減らすことは、病気に強く健康的な身体を与えてくれるとともに身体的な魅力度を高めてくれます。 『「脂肪を減らし、筋肉を増やすこと」がもっとも病気による死亡率を減少させる』 『科学が明らかにした「モテるボディの絶対条件…
脂肪量を減らす除脂肪の効果を高めるには、エネルギー(カロリー)摂取量を減らすことにより、エネルギー摂取量がエネルギー消費量を下回るマイナスのエネルギーバランスにすることが効果的です。 そこで問題となるのがマイナスのエネルギーバランスにする…
筋トレの目的といえば、筋肉を大きくする「筋肥大」です。 近年では、筋トレによる筋肥大の効果を最大化させるためのトレーニングやタンパク質の摂取についての科学的に正しい方法論が明らかにされています。 『科学的に正しい筋トレ 最強の教科書』 そして…
「筋トレをするとモテる」 これは都市伝説ではなく、科学的検証の結果にもとづく事実です。 男性の身体の筋肉量と女性が男性を評価する魅力度は「逆U字型」の関係であることが示されており、ある程度、筋肉量が多いほど魅力度が高くなることが報告されてい…
ダイエットをして体重を減らすと身体のラインが美しくなり、身体的な魅力が増します(Brierley ME, 2016)。それだけでなく、心血管疾患などの病気のリスクを軽減させ(Wing RR, 2011)、睡眠の質や気分が良好になり(Alfaris N, 2015)、健康度も増すことが…
新刊「科学的に正しいダイエット 最高の教科書」から『序章:ダイエットに関する5つの「新常識」』を出版社の許可を得て掲載します。 ダイエットに必勝法はありませんが、進化論や睡眠医学、栄養学、運動生理学などの現代の科学は最新の研究報告からダイエッ…
筋トレをするなら、目指すべきは筋肉量を増やして脂肪量を減らした「魅力的な身体」です。 カリフォルニア大学の研究報告によると、UCLAの女性(平均年齢19歳)を対象に、筋肉量が異なる男性の体格が描かれたシルエットを見せて、魅力的に感じる体型を選択さ…
新刊「科学的に正しいダイエット 最高の教科書」がKADOKAWA様より発売されます。 発売日は10月29日になります。 単行本 科学的に正しいダイエット 最高の教科書 作者:庵野 拓将 KADOKAWA Amazon Kindle 科学的に正しいダイエット 最高の教科書 作者:庵野 拓…
筋トレによる筋肥大の効果を最大化するためには、タンパク質を効果的に摂取する「タンパク質の摂取戦略」が重要になります。 現時点では、タンパク質を筋トレ前後あるいは筋トレ後の24時間で最適な摂取量を、最適な摂取パターンで摂取することが推奨されてい…
筋トレによる筋肥大の効果を最大化するためには、筋トレ前後のどちらのタイミングでタンパク質を摂取したほうが良いのでしょうか? このテーマについては多くの検証がなされており、筋トレ前の摂取でも、後の摂取でも筋肥大の効果が高まることが報告され、10…
「筋トレで筋肉を大きくする(筋肥大させる)ためには、バーベルの重量をどのように設定すれば良いでしょうか?」 この問に現代のスポーツ医学は、つぎのように答えています。 「筋肥大の効果はバーベルの重量(強度)では決まらない」 「軽い重量(低強度)…
「早食いが太りやすいのは本当なのでしょうか?」 早食いは肥満のもととも言われますが、この問いに現代の栄養学はこう答えています。 「早食いは体重増加のリスクを高める」 「とくに、ある食品を早食いすることはもっとも太るリスクを高める」 今回は、早…
ダイエットは食事制限だけでも体重を減らすことができますが、リバウンドを防いで長期的にダイエットを成功させるためには、運動を合わせて行うことが推奨されています。 『ダイエットでリバウンドを防ぐなら「運動」をするべき科学的根拠』 また、近年では…
なぜ、多くの人がダイエットのあとにリバウンドしてしまうのでしょうか? この難題に栄養学や運動生理学、脳科学などの現代の科学が挑んでおり、ひとつの解として挙げられているのが「恒常性」です。 ダイエットにより脂肪が減ると、減った脂肪を取り戻そう…
書店や動画サイトには「腹筋をしてウエストをスリムにしよう!」、「脚の筋トレをして脚を細くしよう!」といった「やせたいところを筋トレすれば、部分やせする」という書籍や動画があふれています。 これに対して、現代のスポーツ医学はこう警鐘を鳴らして…
ダイエットで運動を取り入れることは、食欲を抑え、エネルギー消費量を高めることでリバウンドを防ぐとともに、生活習慣病の原因である内臓脂肪の減少にも有効であることが報告されています。 『ダイエットでリバウンドを防ぐなら「運動」をするべき科学的根…
ダイエットで体重を減らしても、その8割はリバウンドしてしまいます。なぜ、リバウンドしてしまうのかというと、進化の過程でヒトの脳には失った脂肪を取り戻すプログラムがインストールされているからです。 脂肪が減ったことを脳が感知すると、食欲の増大…
「ダイエットでリバウンドを防いで、長期的に体重を減らすにはどうしたら良いのでしょうか?」 この問に進化論や脳科学、運動生理学などの現代科学はこう答えています。 「運動をしなさい」 ダイエットをはじめてから数週間は、食事制限をするだけで容易に体…
前回は、ダイエットするなら運動よりも「食事制限」から始めるべき科学的根拠についてご紹介しました。 ダイエットをはじめたばかりの体重の減少は、脂肪よりも水分やグルコース、タンパク質などによります。そのため、この時期は体重1kgを減らすためのエネ…
ダイエットをするなら、食事制限と運動はセットで行うべきでしょうか? ダイエットの効果は、大前提として、エネルギー摂取量とエネルギー消費量からなるエネルギーバランスの収支で決まります。そのため、食事制限によりエネルギー摂取量を減らし、運動によ…
ダイエットにおいて、睡眠不足は大敵です。 なぜなら、睡眠不足になると太るから。 現代の睡眠科学は、睡眠不足になると自己コントロールするための意志力が低下し、夜間の人工照明がサーカディアンリズムを崩し、レプチンの減少により食欲が増加することで…
ダイエットの効果を高めるためには、エネルギーの摂取量がエネルギーの消費量を下回る「マイナスのエネルギーバランス」を達成することが前提になります。 近年では、食事の栄養組成がエネルギーバランスに影響を与えることが示唆されており、炭水化物や脂質…
これまで、乳製品は「太る」というイメージをもたれてダイエットでは避けられてきました。 たしかに乳製品を食べると太るという研究報告もありますが、一方で太らないという研究報告もあり、近年まで議論が続いていたのです。 そして、現代の栄養学は、よう…
ダイエットのために食事制限をすると、失われるのは脂肪だけではありません。 まず、「筋肉量」が減ってしまいます。 『ダイエットすると筋肉量や筋力が減ってしまう科学的根拠を知っておこう!』 そして、「骨の量」も減ってしまうのです。 骨は強く丈夫で…
ダイエットがつづかない要因として挙げられているのが「週末の食事量」です。 平日は食事の量を制限してダイエットを頑張れるのですが、週末にはそのご褒美として食べる量が増えてしまう傾向があります。この週末の食事量(エネルギー摂取量)の増加がダイエ…
今、ダイエットで注目されている栄養素が「タンパク質」てす。 ダイエットでは基本的に食事を減らして、エネルギー(カロリー)摂取量を減らさなければなりません。しかし、「食べたい」という食欲を抑えることはなかなか難しいですよね。タンパク質にはこの…