リハビリmemo

大学病院勤務・大学院リハビリテーション学所属の理学療法士・トレーナーによる「研究と臨床をつなげるための記録」

筋トレの効果を最大にするタンパク質の摂取方法まとめ(ISSN 2017より)

国際スポーツ栄養学会(ISSN)による「タンパク質の摂取とエクササイズ」というレビューが今年の6月に改訂されましたので、さっそくキャッチアップしておきましょう。 ISSNによる最初のレビューは2007年だったのですが、このレビューは20万件を超えるアクセ…

脳卒中のリスクを減少させるタンパク質摂取の最適戦略とは?

「タンパク質の摂取は脳卒中になるリスクを減少させる」 2014年、南京大学のZhangらは、これまでに報告された7つの研究(254,489名を対象)からタンパク質の摂取と脳卒中の発症リスクについてのメタアナリシスを報告しています。 その結果は、動物性タンパ…

筋トレの効果を最大にするロイシンについて知っておこう

市販されているプロテイン・サプリメントは数多くあり、そのもととなるタンパク質の種類には、乳タンパク質のホエイやカゼイン、大豆タンパク質のソイなどがあります。そのため「どのタンパク質がもっともトレーニングの効果を高めるのか?」という声をよく…

筋トレの効果を最大にするタンパク質の品質について知っておこう

筋肉のもとである筋タンパク質は、トレーニングとタンパク質の摂取によって、その合成作用を増加させ、筋肉を肥大させます。 筋タンパク質の合成作用 = トレーニング × タンパク質の摂取 トレーニングの成果を最大にするためには、摂取するタンパク質の摂取…

変形性膝関節症のウォーキングの注意点を知っておこう

「なるべくウォーキングをしましょう」 変形性膝関節症や変形性股関節症の保存療法において、多くの医療者はウォーキングを推奨しています。 歩行の機会が少なくなると関節症の悪化や筋力の低下、心肺および血管機能の低下が進み、生活の質(QOL)が損なわれ…

筋トレの効果を最大にするトレーニングの頻度について知っておこう

「筋タンパク質の合成作用を最大化させる」 現代のスポーツ運動生理学は、筋力トレーニングの目的についてこのように述べています。効果的なトレーニングとは、筋肉のもとである筋タンパク質の合成作用を効率的に高めるトレーニングのことを言います。現在で…

筋トレの効果を最大にするセット間の休憩時間について知っておこう

近年のスポーツ運動生理学、スポーツ栄養学の発展にともない、筋力トレーニングに対する考え方の大きなパラダイムシフトが起きています。 これらの学問では、トレーニングの効果を最大にするためには「筋タンパク質の合成作用を高めるトレーニング内容、タン…

筋トレの効果を最大にするセット数について知っておこう

2009年、アメリカスポーツ医学会(American College of Sports Medicine:ACSM)から「レジスタンストレーニングのガイドライン」が発表され、現代のトレーニング方法の基準となっています。(American College of Sports Medicine. 2009)。 しかし、近年、…

変形性股関節症・変形性膝関節症の保存療法によるリスクを知っておこう

「手術をすべきか、しないべきか」 多くの患者さんが迷うところだと思います。 この判断をするためには、手術による利点とリスク、手術をしないことによる利点とリスクを正しく理解することが大切です。 変形性股関節症や変形性膝関節症の主な手術は、人工股…

筋トレの効果を最大にする運動強度(負荷)の実践論

現代のスポーツ運動生理学は、トレーニングによって効果的に筋肉を肥大させるためには「自分を追い込み、総負荷量を増やせ」と言います。 これまで筋肉を肥大させるためには、高強度のトレーニングを行うことが推奨されてきました。これは高い運動強度によっ…